2013年10月22日

「ママのための防災講座 第2弾」を開催しました。

浜松の未来を育てる会との協働により浜松市子育て支援ひろば「ここみ広場」において「ママのための防災講座」の第2弾として「最強の防災ママバッグ 大竹さんと見せ合いっこ会」を開催しました。

福島県田村市出身で2児の母親でもある大竹真希子さんを講師に迎え、浜松市内の15組の親子30人が参加してくださいました。
昨年12月に開催した「ママのための防災講座」では、講師の大竹さんに震災直後から浜松市に避難してきた時までの体験を話していただき、ママバッグの中身や災害発生時持ち出し用の大きなバッグやリュックに入っている中身について解説して頂きながら、小さな子を持つ母親のための防災対策について話していただきました。



その内容が参加者から大変好評で、再度の開催や講座内容に関する問い合わせが多く寄せられたことから、講座の内容を資料「真希子ママの防災バッグのひみつ」として取りまとめ、地域づくりサポートネットのホームページやブログからダウンロードできるようにしたところ1カ月で約1,300件のダウンロードが記録され、新聞でも取り上げられました。

今回の第2弾は、用意するカバンの中身は十人十色ということで、大竹さんのバッグの中身を参考に、それぞれのママバッグの中身を見直していただくことを目的に開催したものです。
最初に大竹さんのママバッグの中身を紹介していただいた後、参加者のママバッグも中身を広げて頂き、意見交換を行いながら、子どもを守るための最強のママバッグのあり方について意見交換を行いました。



最初は遠慮がちだった参加者のお母さん達も、近くの人とバッグの中身を見せ合ううちに活発な意見交換が行われるようになり、講師の大竹さんにも積極的に質問やアドバイスを求める姿が見られました。

参加者のカバンの中身も見せてもらいました。良く考えられたカバンの中身に大竹さんも感心。



お母さんの一人が工夫して作った防災ずきんを披露してくれました。防災ずきんの中にはナントふかふかの紙おむつがギッシリです。



講師の大竹さんと参加者のお母さんのやりとりを基に、「私たちの最強のママバッグとは?」というテーマで取りまとめた結果は以下の通りです。

私たちの最強のママバッグとは?「今、何かあっても支援が来るまでの時間、子どもを守ることのできるバッグ」
◆中身は?
 ・うちにある物、安い物で大丈夫。
 ・入れっぱなしにしない事、定期的な中身の確認・更新が必要。
 ・自分や家族にあったもの。健康状態や年齢に応じ中身を考える。
 ・子どもの心のケアアイテムは必須。
◆量は?  
 ・欲張りすぎない。
 ・妥協できるもの、代用できるもの、創意工夫で量を減らす。
 ・子どもを抱いて荷物を持って走れるかどうかが目安。
◆費用は? 
 ・お金はかけなくても良い。
 ・使いしぶらないといけない物はNG(エルメスよりしまむら)。
 ・オシャレよりも使い勝手。

最後に大竹真希子さんから「強いお母さんになってください!」とメッセージ。参加者から拍手が起こりました。
大竹真希子さん、参加者の皆様、ありがとうございました。
  


Posted by T-NET at 17:00Comments(0)震災復興支援