2012年06月30日

Thanks from OHTSUCHI

以前の東北六魂祭につづき、2度目の番外編
今回は岩手県大槌町で開催されたイベントを紹介します (。・∀・)ノ

大槌町は大船渡から見ると北に位置し、震災では津波だけではなく
火事もおき とても大きな被害が出ました
 

このイベント・「おおつちありがとうロックフェスティバル」は、
「世界中の支援・ボランティアにたいしてのありがとう&元気です!」を
ロックフェスとともに発信するというイベント

3月に大船渡・リアスホールで行われた浜松のイベントでは、
私たち大船渡スタッフも、支援物資で頂いた手芸品を展示したり、
ありがとうのメッセージを集め展示し、感謝の気持ちを伝える場を作りました

いつまでもしてもらうだけではなく「ありがとう」を伝え感謝し、
少しずつでも自立して進んでいかないといつまでたっても状況は変わりません

会場近くでは、中高生のボランティアが、イベントのパンフとともに
来場者に手づくりクッキーをプレゼント (〃▽〃)ポッ 


会場は「おらが大槌復興食堂」、「きらり福幸商店街」、「シーサイドタウンマスト屋上」の3カ所


もちろん、ロックミュージックのライブだけではなく


郷土芸能や


むきたてのウニの無料提供 o(*>▽<*)o


アロマオイルを使っての化粧水や虫よけスプレー作り


そしてみんな大好き屋台も


地元の高校生の吹奏楽を交えた演奏の最後には、
大槌町民の募金による打ち上げ花火もあげられ感動的なフィナーレ ヾ(*'∀`*)ノ 


大槌町の被害は相当なものですが、頼もしく元気な若者たちが
イベントを企画し ロックフェスにも柔軟に対応する町長がおり
みんなで新し街づくりへ真剣に取り組んでいる そう感じられました ( ^ー゚)b  


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2012年06月29日

夏のおしゃれは手首から

本日は大田仮設住宅にて手芸教室
夏に向けて、ブレスレット作りを行います ヾ(。・∀・。)ノ

これは、ブレスレットキットでの作品ですが、
「内職作品として作ることも視野に入れて」ということなので
どこでも手に入る材料でおこないました

基本的な編み方を動画で簡単に説明 (´・∀・`)ヘー

皆さん真剣です


ほとんど無言…

コツを覚え、さらにスピードアップ 

どんどん作っていきます


夢中で作業しており、あっという間に時間がきてしまいましたが
みなさん2、3本作っていて楽しんでいただけたようです

今後、紐の材質や色を変えたり、ビーズなどの飾りなどを加えるなどして
作品を作っていきたいとのことでした ヾ(*'∀`*)ノ 

楽しみです (o^∇^o)ノ  


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2012年06月29日

手芸販売品とニュースター☆

手芸を内職にとグループで作業している仮設住宅もあるので、
こちらではどんなものを作って販売しているか調べてみました(。・∀・)ノ 

『大船渡夢商店街(仮設商店街)』では…ヽ(´ー`)ノ

帽子タオル


ストラップ、ミサンガ、人形?


大船渡市末崎町、碁石海岸付近で作られているラベンダーの匂袋


陸前高田市竹駒町にある『産直 採れたてランド』では…ヽ(´ー`)ノ

ポケットティッシュカバー


巾着袋など


『陸前高田 ふれあい市場』では…ヽ(´ー`)ノ

タオルドレスやアクリルタワシ


髪飾りなど

こちらでは、陸前高田市の演歌歌手・菊池秀樹さん(写真・左)とも遭遇

ボランティアは本当に感謝しているおっしゃており、折角だから記念撮 (r[◎]<)はい チーズ

菊池さんは、熊本市から七夕に使う山車が陸前高田市に寄贈されるイベントに関連し、
7/1に陸前高田市の代表として東京・大久保公園にて歌ってくるとおっしゃっていました
陸前高田の新星ガンバレー p(´∇`)q ファイトォ~♪


  


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2012年06月27日

新たな作品作り!?になるか

現在、一部の仮設住宅では手芸作品を作り販売する
内職仕事的な取り組みをしているところもあります

そのひとつ、大田仮設住宅

こちらでは、タオルを材料とした作品作りがおこなわれています

「がんばるぞう」


「タオルドレス」

そのお話をとうかがいにいったところ、ちょうどこの日はちょうど作業中


タオルを材料とした手芸作品は、支援物資として全国からタオルを頂き、
使いきれないタオルを材料としてはじまりました (・_・D フムフム

現在は、避難所から仮設住宅に入居したので「自立」したととらえられ、
そのようなタオルの物資支援はほとんどありません

タオル作品は、とある財団さんや地方団体が定期的に購入してくれているけど
売れなくなってきたとのこと

「これからもタオルを買ってまで、タオルを材料とした作品っていくのですか?」
と気になったので聞いてみました

こちらの皆さんもそのことを感じており、何か新しい取組みを考えているとの事でした

「被災者が作ったから買ってみよう」だけではなく「喜んで購入してもらえるもの」を
目指さなくてはいけない時期です 


なにか新しい作品作りのきっかけになればと、持っていたブレスレットメーカーを見せると…

これはいいと好評! ヾ(*'∀`*)ノ  

その場で、話し合いになり…
急遽、6/29に講習会が決定しました~ 

29日は、講習会の様子をお伝えします (。・∀・)ノ     


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2012年06月27日

良いような、良くないような集会所

今回は大船渡市猪川町長谷堂にて手芸支援

この立派な建物内で手芸を行います 

こちらは県営団地の会議室として使われていた建物を
集会所としておかりしているとのこと (・0・。) ホホ-ッ
中は天井も高く、風もよく通り、快適です

周辺にはオレンジ色の県営団地が立ち並んでいます


オレンジ色の建物が県営団地、白いプレハブの建物が長谷堂仮設住宅です


今回も「ミニバラ」モチーフの手芸教室 (。・∀・)ノ 

参加人数は少なかったですが、楽しんでいただけました! (^ー'*)b

完成後は批評しながらお茶会

お茶はクーラーボックスで冷やしてくれたお茶を支援員さんが出してくれました
何でクーラーボックス???と不思議に思っていると

「ここは県営団地の会議室なので、(他の仮設住宅の集会所のように)冷蔵庫など、
備品も届かずまた置くことも難しい」とのことでした Σ(・口・)
応急仮設住宅はあくまで応急仮設住宅
いずれ出ていくということを考えれば当然なのかもしれませんが、
少しは融通をきかせてもいいのでは…  


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2012年06月26日

今を乗り越え

本日は三陸町越喜来にある仲崎浜応急仮設住宅で手芸支援
ここは、旧崎浜小学校グラウンドに建設されています

なのでこんな風景も v('▽^*)

 
今回も「ミニバラ」モチーフのアクリルタワシの制作です


こちらは無言で黙々と作業に取り組み

見事に完成しました~! ヾ(。・∀・。)ノ


仲崎浜応急仮設住宅は高台にありますが、5分ほど坂道をくだれば崎浜漁港



津波被害の跡はまだ見ることができ


津波の引き潮の力で手すりは海側に倒れています…


今を乗りえ みんなでびを分かち合い 幸せな未を創造する
みんなで乗り越えましょう! ヽ(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)ノ  


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2012年06月25日

高田松原の今

今回は現在の陸前高田松原周辺の様子をお伝えします

防腐処理を行い、震災を語り継ぐモニュメントとして保存することを決めた一本松です

松林と綺麗な砂浜があった「高田松原」
夏には海の家も数件並び海水浴客で賑わいました


波打ち際には大きな石が敷き詰められ防波堤工事が始まっています


道の駅、ホテルなどの施設もありました








国道45号線沿いには、応急的に冠水を防ぐための処置がとられています

1年数ヶ月経った今でも、隣町に住んでいる私でさえ、近づくのも躊躇うような状態です
陸前高田で生まれ育った方にとっては、余計に胸を痛める風景となってるはずです

でもこれが現実であり過去は戻りません
出来ることは、新しい街を一歩づつみんなで作ることだけです

手芸の調整などで高田の方とお話する機会は度々あります
気さくで明るく前向きな方が大勢いらっしゃいました
きっと素敵な街になります
  


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2012年06月21日

畑仕事も始めました

本日は宮田仮設住宅にて手芸支援活動 (。・ω・)ノ゙

大船渡第一中学校のグラウンドに120戸の仮設住宅が建設されています


手芸の参加人数は16名


今回は、新山先生にもご協力いただき ('-'*)アリガト♪


全員無事に完成~ ヽ(‘ ∇‘ )ノ ワーイ


こちらでも「家康くん」発見! (ノ*゚▽゚)ノ ウォォォォォン

手芸教室の合間には、自治会長さんとお話もできました

いま雑草だらけの右手の場所を畑にするつもりとのこと
仮設住宅の希望者と野菜や花を作り、また中学生とも収穫祭などを一緒にし
交流も深めていきたいとおっしゃっていました (o'∀'))ゥンゥン
中学生には、仮設住宅の窓ふきボランティアをしてもらったり、
学校新聞を届けてくれたりとお世話になっているそうです 


後日、手芸の集合写真を届けに行った際に、畑の草取りをしていました! Σ(・ω・ノ)ノ
手芸教室に参加された方や男性も数名

僕も少しお手伝いし、さらに中学生数人も参加


見事に綺麗になりました☆

中学校とも良い交流がつづきそうです 
収穫も楽しみです o(@^◇^@)oワクワク  


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2012年06月20日

トレーラーハウスの集会所

今日は手芸活動支援の調整のため米崎中学校の仮設住宅を訪れました

こちらを訪れたきっかけは、手芸店にてたまたま、こちらに入居なさっている方から、
支援があると助かるというお話を伺ったことでした 

こちらの集会所はトレーラーハウス ぉお!!(゚ロ゚屮)屮


中はフローリングになっています

この日はちょうど毎週自主的におこなっているお茶会の日

陸前高田は、大船渡とは異なり仮設住宅に常駐する支援員さんはおらず、
自治会長さんになかなk会えないと支援の調整は大変…
さらに昨年度までは、集会所や談話室が設置されていない仮設住宅が多く、
また集会所があっても光熱費は仮設住宅の全住民で負担…
当然、イベントに参加しない方からは不満が出ます…

ですが、今年度からは市の方で負担するようで少しは活動がしやすくなりました 

無事に、手芸活動支援の日程も決まり、お茶会に参加 ('ー') フフ

今まで皆さんでした(している)活動は、畑仕事、将棋・囲碁、茶道など
また、毎週土曜日は中学校側が体育館を開放し合唱をしたりもしているそうです

みなさん気さくにお話して下いました
楽しい手芸教室になりそうです (^▽^)/  


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2012年06月19日

そろそろ夏ですね

本日の手芸活動支援は平林仮設住宅へ (^▽^)/

平林仮設住宅は、末崎中学校のグラウンドに建てられ、


その隣の大船渡市営球場には大田仮設住宅が建てられています


平林仮設住宅には70戸、大田仮設には134戸と戸数は多いのですが、
集会所は大船渡市営球場に建てられた集会所を共用しています 

5月10日にも開催しましたが、リクエストに応えもう一度

前回は「乙女つばき」をモチーフにしたアクリルたわしの制作でしたが、
今回は「ミニバラ」を


今回も皆さん見事に完成!! (o'∀')b


こちらでも収穫できる緑のカーテンがありました ヽ(o´∀`o)ノ

きぬさや?ですよね (・・;)
いんげんやきぬさやを見かけるともうすぐ夏だ~という感じですね
ヽ(*^∇゚)oC□☆□Do(゚∇^*)ノ カンパーイ♪

追伸、被災地ではグラウンドや球場に仮設住宅が建設され、
子供たちが自由に運動・練習出来る場所がほとんどありません
そんな中、末崎野球スポーツ少年団が高円宮賜杯第32回全日本学童軟式野球大会
マクドナルドトーナメント 岩手県大会を制し見事優勝!! ヽ(。>▽<。)ノ
全国大会の活躍も期待しましょう フレーヾ(゚ー゚ゞ)( 尸゚ー゚)尸_フレー   


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2012年06月14日

大豆沢のムードメーカー

本日は大豆沢仮設住宅にて手芸支援 ヽ(・∀・)ノ

今回も「ミニバラ」モチーフのアクリルタワシの制作


参考にしている本には、いろいろな花のモチーフがありますが、
2時間程度で完成できて見映えもいいのは「ミニバラ」のようで

今回も皆さん見事に完成し、喜んでもらえました (。ゝ∀・)b
写真右下のカマタさん
いつもニコニコ明るい性格で編みものも上手なのですが、
他にもいろいろ器用にこなします

チラシなどの紙を折って、飾りを作ったり


さらには料理も皆に振舞って下さいます ヽ(*'▽'*)ノ

これは昆布の海面に近いあたりの佃煮 
海面に近すぎると日光の関係で黄色くなり、
商品には使えない箇所とのこと

他にも「たまごがんずき」(黄色い方)や「ねじり餅」も(緑の方)お手製 (。・Д・。)
素人とは思えない出来栄え!!
田舎のお菓子だけどボランティアの方に出すと喜ばれるんだよ!と笑っていました 

こちらの方には、どこの地域にもがんづき作りの名人がいますが
間違いなくその一人でしょう! 美味しかった~ (´▽`)  


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2012年06月13日

最大最古の椿

大船渡市末崎町にある泊里地区を紹介
こちらの地域にある、熊野神社 ヽ(* 'ー')ノ

こちらの境内には、樹齢1400年、地際の幹囲8メートル、樹高10メートルのヤブツバキがあります


残念ながら、平成14年の台風の被害により、主幹二本が折損し、
樹形のほぼ半分が失われました o(*>Д<)ゝ

根本も


幹も


枝も

全てが堂々としていて、今にも動きだしそうな感じも… ( ゚∀゚;)

境内の南側からは泊里漁港も見えます


こちらの漁港も大きな被害がありました

少しずつ海岸整備もおこなわれはじめ復興に向かっています


泊里にも「がんばろう」を発見!! ヽ('∀'*)ノ  


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2012年06月12日

ひまわりも!!

今回は盛町にある沢川仮設住宅にて手芸教室


5月に「水仙」をモチーフとしたアクリルタワシの制作をしましたが、
時間内で完成する方が少なかったため今回はその続き └(´▽`*)┘ガンバレー!!

「水仙」が完成した方は、「ひまわり」モチーフにチャレンジしていました


今回は参加人数が多くはありませんでしたが皆さんしっかり編んでいかれました

こちらの仮設住宅では花も多く飾られており (o’∀’o)


集会所には、暑さ対策の「緑のカーテン」の準備もしていました (。ゝ∀・)b
  


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2012年06月11日

西舘の鯉のぼり

今回は、大船渡市末崎町にある小中井仮設住宅にて手芸教室を開催


こちらの駐車場には「鯉のぼり」が掲げられています!?

小中井仮設住宅には津波の被害の大きかった西舘地区の方が多く入居なさっており、
その西舘地区の一角には、子供たちの成長と復興を願い鯉のぼりが飾られていました

被災した世帯とほぼ同じ数・40数個の鯉のぼりが飾られているとのことです

震災の去年に続き今回が2度目
6月20日頃まで飾り、柏餅を作って子供たちにふるまうそうです

さて、手芸教室はというと ヾ(゚ε゚*)ノ
今回も「ミニバラ」モチーフのアクリルタワシの制作


早くに完成された方は、他の方のお手伝いをして下さり
皆さん完成!! ヽ(。>▽<。)ノ


完成後は、お茶っこ会 
世間話から高台移転の話など情報交換の場となりました

こちらの皆さんとは、浜松のイベントなどでと縁があり
浜松市マスコットキャラクター「出世大名 家康くん」も飾れれていました ヽ(*'▽'*)ノ

「鯉のぼり」と「出世大名 家康くん」
二つの縁起にあやかり、西舘の子供たちは将来有望です! d(ゝ∀・*)


  


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2012年06月10日

三陸「浜のお仕事」応援ツアー(2日目)

6月10日(日)一夜明けて
前日も午後から雨でしたが、天気は朝から雨。
宿泊した「フレアイランド尾崎岬(キャンプ場)」の敷地では、赤崎中学の仮設校舎を建設中でした。
2学期からこの校舎を使うそうです。




カッパを着て元気に作業開始。
前日、うまくできないものもあり、やり直しもあったようで、細かい指導を受けながら、作業しました。


しっかり基本どうりやらないと、いいカキができない。
組合員さんたちは「厳しいかもしれませんが、日本一の赤崎カキを作っているから、妥協したくないんだ」という言葉に感銘しました。

貝と貝の感覚(狭すぎないように)、ロープの開き方など教えてもらったように丁寧にやりました。





漁師さんからの依頼で、漁船の操舵室に記念のメッセージを書かせていただきました。



午前11時過ぎ、作業完了。

最後に、みんなで記念撮影。お疲れさま!


お昼は、大船渡屋台村で食事。


食後は、経済復興支援のため、お買い物と被災地の視察。

三陸町の越喜来を視察。浜松から美容院再開の支援をさせていただいた「柳本美容室」さん、今回お弁当を作ってくれた「嘉宝荘」さんたちが入る仮設商店街を訪問。
前日、フラワーアレンジメント教室で作ったお花をプレゼント・



越喜来の海岸へ。防波堤が壊され、津波のすごさに改めて驚きました。



次に三陸鉄道「盛駅」のふれあい待合室を訪ねました。
夢ネット大船渡さんが、運航再開を願って駅のにぎわいづくりでがんばっています。




大船渡の市街地を見学。マイヤーもそのままの状態。ガレキはきれいになくなっており、道路はかさ上げされていましたが、他は何もない状態。復興区画整理事業をやるそうです。




さて、いよいよ静岡県への帰路。途中、宮城県気仙沼市経由で。
気仙沼では、大型船がそのままの状態になっている所を視察。


船の大きさに驚きました。


周りもまだまだ復興の道は遠いことを痛感しました。



でも、一生懸命に復興しようとしている市民の皆さんのがんばりにまた応援しようと思いました。



「共に」をキーワードに。


翌朝、6時に浜松に無事到着。
  


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2012年06月10日

三陸「浜のお仕事」応援ツアー初日

地域づくりサポートネットが2011年から継続的に震災復興支援をしている岩手県大船渡市。
そこに今回は、養殖漁業の支援ボランティアのツアーを行いました。

岩手県赤崎町清水(しず)養殖組合さんのかき養殖の再開のための仕事をお手伝いすることになりました。
清水養殖組合の組合員さんは、現在12名(震災前24名)と減ってしまい、いかだが津波で流され、収入になるまでに2年ほどかかるということです。



そのため、平日は海の中のがれきを撤去する仕事をして暮らしているとのこと。
養殖再開の作業は休日に行っているということです。

6月8日(金)夜8時に浜松駅前を大型バスで出発。
今回は、一般公募で集まった参加者23名(スタッフ含む)で大船渡に向かいました。
梅雨入りということで、天候が心配です。
今回の参加者は、被災地へのボランティアが初めての方が9割。期待と不安で出発!!

翌朝、7時に陸前高田市に立ち寄り被災地の状況を視察しました。



市役所や市民会館などの建物を見て、改めて津波のすごさを感じました。


何もなくなった市街地や大船渡線の陸前高田駅を見て、復興はまだまだということを再認識。

しかし、仮設の店舗は続々でき、復興に向けて立ち上がる様子も見られました。
けせん朝市も場所を変えて実施。1830年代から開いている歴史ある朝市(?)ということです。
行政からの金銭的な支援を受けず、市民や企業からテントを寄付され、実施しているそうです。




さあ、目的地の大船渡市赤崎町清水地区の養殖場に到着。

まず。養殖組合さんから歓迎の挨拶と作業の説明を聞いて開始。



カキが付着したホタテ貝をカキ棚で吊るすため、ヒモに貝を挟んで取り付ける作業です。
6mのロープに等間隔に11個の貝を取り付けます。



なかなか握力のある仕事です。


できあがったものを養殖棚(いかだ)に運びます。すべて津波に流されたので、いかだも船も共同です。

いかだの上には「ウミネコ」が卵を産み、温めています。かわいいヒナもいます。
蛇やネコなどもいないので安全ですが、人間が近づいてくると威嚇するように親鳥は騒ぎます。時にはくちばしで攻撃してきます。これも自然との共生?



女性陣は、組合長のお宅の作業小屋で同じ作業をしました。

昼は清水仮設の集会所でお弁当。このお弁当は、三陸町越喜来で被災にあった民宿「嘉宝荘」が仮設商店街で仕出し弁当をやっており、そこから取り寄せました。
また、仮設住宅の人たちが、温かいサンマの「つみれ汁」を作ってくれました。
ごちそうまさでした。


午後からまた作業を続けました。
船の上でも作業します。


夜は、養殖組合の方々と清水地区の住民の方々と懇親会。
フレアイランド尾崎岬の多目的室を使って、いろいろな話を聞きました。





大船渡からどんこ汁やホヤなど地元の料理。そして浜松から「浜松餃子」、うなぎの骨(おつまみ)など食の交流も。



楽しいひと時、有意義な交流ができました。



  


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2012年06月08日

潮目

近頃は、黒土田仮設住宅や杉下仮設住宅など三陸町に度々行っておりますので、
そちらの方のことも少し

今回は越喜来(おきらい)地区



海も町も建物も、地震の爪跡が残ったままです

越喜来小学校の近くには、このような建物が!??

旗を掲げ

「潮目」??の看板

潮目とは、
三陸沖でぶつかり合う暖流と寒流により海面上に白く泡立つ場のことを言い、
また、そこには豊富な栄養があり多くの魚があふれるので、
世界三大漁場の一つにも数えられる好漁場をますとのこと

海の潮目だけでなく陸の潮目が越喜来に出来ることを願って「潮目」とこの小屋に名付けたようです



中は遊んだり休憩スペースになるようです


7月1日解放とのこと
子供たちが元気に遊ぶ姿が見られるといいですね (o^―^o)

  


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2012年06月07日

やるからには最後まで

本日は、三陸町越喜来にある杉下仮設で手芸教室 (o'∀'o)

昨日の黒土田仮設と同様に「ミニバラ」をモチーフとしたアクリルタワシの制作です
「ミニバラ」モチーフのアクリルタワシの制作は今回が2回目(2か所目)

手芸教室をおこなっても、みなさんそれぞれのレベルがあるので完成する方もいれば、
完成まで至らない方もいらっしゃいます
せっかく皆さんにお集まりいただき、手芸教室をおこなうならば、
時間内に出来るだけ完成してもらい、楽しい時間を過ごしてもらいたい
そのように考え、また手芸店の先生のアドバイスもあり、参考にしている本の中でも比較的編みやすい「ミニバラ」を編んでいただくことにしました ヽ(´・∀・`)ノ


参加人数が比較的多いということもあり、手芸店「あんでる」新山先生にもおこしいただきました

あとはパーツを組み合わせるだけで完成という方が数人で、殆どすべての方が完成となりました 

「完成すると達成感があり楽しい時間になった。ありがとうございます」とおっしゃって下さる方がいらっしゃいました

喜んでいただけたと実感しています (o'∀')b  


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2012年06月06日

for Smileプロジェクト

本日は、大船渡市三陸町綾里にある黒土田仮設にて
アクリルタワシ制作の手芸教室を開催しました (。・∀・)ノ 



参加者12名
「ミニバラ」をモチーフとしたアクリルタワシの制作です

被災地では、手芸活動を内職仕事に繋げる動きも出てきています
趣味を実益に!と一見素晴らしい様にも見えますが、
今まで「みんなと集っておしゃべりも出来るし参加しよう!」
と手芸活動に参加していた方にとっては、参加しにくい状況にもなってしまいます

本当に手芸が好きで、腕前もあり、収入もという人にとっては良いことですが、
多くの方の御意見としては、
「自分で使うものを楽しく作りたい」
「仕事として作業に追われると、好きな手芸でも楽しくない」
ということのようでした

どちらが良くてどちらが悪いということではなく、
手芸というきっかけで皆さんが集い楽しい時間を共有してもらえば良いと捉え、
私たちは「楽しみの提供」として手芸教室を開催し支援しています


今日も多くの笑い声が聞けました 
今回も喜んでいただき「ありがとう」をいただきました ((´∀`*))
 
参考にした本も「みなさんでお使いください」とお渡したところ、
今度はみなさんで「ひまわり」のモチーフに挑戦するみたいです d(゚∀゚d)


それとこちらの集会所の隣には…

トラック!?

でも第一興商??


中はカラオケボックスのカラオケトラックでした ラララ~♪(´∀`
特別に中を見せてもらうと



こんな感じです

これは第一興商グループさんの、「Sing for Smileプロジェクト」
"うたの力"で被災地と日本を応援するをプロジェクト

数週間ここに停留し、順次巡回していくようです ヽ(*>∀<*)ノ

  


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2012年06月03日

フラワーアクセサリー作り&リフレクソロジー

浜松市に避難されてきている子育て中のママさん達が自主的に作った子育てサークル「スマイルトライGPK」の活動を支援するため、フラワーアクセサリー作りと、リフレクソロジーで癒していただくという、W癒し企画を開催しました。


日本フラワーコーディネイト協会の藤本博子先生をお迎えし、コサージュづくりを行いました。
藤本先生からは、コサージュの作り方についてご指導いただくだけではなく、先生がフラワーアレンジメントを勉強することとなったきっかけから、職業としてのフラワーアレンジメントについて、また今後、挑戦してみたい方に向けた情報など、ざっくばらんなお話をいただきながらの講習となりました。

皆様は、先生からの丁寧な指導を受けながら、思い思いのデザインでのコサージュ作りに挑戦しました。





先生は初心者にも取り組みやすいよう、丁寧に指導してくださいました。





年長の子どもたちはお母さんと一緒にコサージュづくりに挑戦し、年少の子ども達はスタッフやボランティアと一緒に遊んで待っていました。





あまりのお花でブレスレットを作ってもらいました。





コサージュ作りの合間に、順次、プロのセラピスト柴田聖子先生によるマッサージを受けました。個別にカウンセリングを受け、健康アドバイスなどを受けながら、特に疲れている場所のマッサージを重点的に受けていました。
柴田先生による心のこもったマッサージで、心身ともに癒されたようです。

足がお疲れの方はリフレクソロジーを受けました。





首や肩、目がお疲れの方はヘッドスパを受けました。





最後に、自作のコサージュを付けて記念撮影をしました。





参加者が作成したコサージュです。これをつけて、さっそくお出かけしてくださるとか。





皆様、コサージュづくりは初めての方ばかりでしたが、それぞれ満足のいく作品を完成させることができたようです。また、コサージュづくりをする間は、託児ボランティアスタッフが子ども達の面倒を見てくださったため、皆様、コサージュづくりに集中することができたと好評でした。

震災後に避難してきて以来、子ども達の面倒を一人で見てきたお母様方にとっては久々に息を抜ける時間となったようです。皆様、おしゃべりも弾んでいました。
皆様からは「これからも機会があればいろんなことに挑戦してみたい」、「また明日からも頑張ろうという気持ちになれた」、「さっそくコサージュを使って出かけてみたい」等、前向きな感想が寄せられました。

これからも、避難者の皆様が孤独に陥ることがないよう、また少しでも明るく前向きな気持ちで避難生活を送ることができるよう支援・応援を行っていくことを約束しました。

  


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