2014年02月22日

バレンタインファミリ―コンサート裏話?

ここでファミリーコンサートの裏話を披露!
被災地から距離のある静岡県。あの震災から3年もたつとすでに過去の出来事のように感じている市民も多い。
今回のコンサートでは被災地はまだまだ復興半ばで震災前の生活に戻れない人も多いという現実をあらためて知ってもらうことと、私たちに必要なことは「忘れていないよ」という気持ちを発信していくこと。
それを表すのに、どのようなコンサートを企画するのか何度も話し合いました。
そこで、でてきたのがみんなが音楽で「つながる」こと。
歌だけでなく、楽器も奏でていこう・・と
「楽器はどうする?」
「借りてくる?」
「簡単だけどそれでいいのか」
「自分の楽器は自分で作らないと・・」
「どうやってぇぇぇ!!」
かるがもレスキューの高田さんが保育園仲間から情報を得て、牛乳パックでつくるカスタネットを披露。
最初は音のなる部分はビール瓶の「蓋」でした。
「楽器にも東北っぽい所ってでないかしら」
「この「蓋」の部分を岩手県の鬼ぐるみにしようか」
「いいねぇ・・」
鬼ぐるみを割って、中身を取だし、断面を磨き・・、両面テープを貼る。
牛乳パックは事務所メンバーが飲んだら洗って持ってきて、それを裁断していきました。
「ペットボトルのマラカスって小さい子供が持つには太すぎない」
「どうする?」「うーん」考えた末、
〇クルトのようなプラスティック容器を口の所でつなげてみるという所に落ち着きました。
「作った楽器がみんな同じだとオリジナル性がないよね」
「ペンで名前を書く?」
「それって普通」
「テープで装飾」
「あ・・おもしろいかも、型番で星や動物パーツを用意して作っている人に好きに貼ってもらおう」
だんだん、乗ってきたスタッフは、
「会場設営も楽しい雰囲気をだせないかしら」
「風船で飾る?」
「バレンタインっていったら赤いリボン。リボンで飾ろう!」
「・・えそうなのぉ?」
「花なんかも置きたい」
「見栄えある切り花はお金かかるよ」
「「忘れない」がテーマだし、参加者に持って帰ってもらおうよ」
「簡易ポットの鉢植えにしよう。数があれば華やかだよ」
「地面に置いたら目立たないよ」
「事務所にある棚を持ちこんで、そこに飾ろう」
「棚って・・。車で運べる?大きな車を借りてこようか」
花は参加された方々に配り大変好評でした。




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