2008年09月06日

新たな公・第1回みさくぼ大好き応援団WS実施

新たな公・第1回みさくぼ大好き応援団WS実施平成20年9月5日、第1回みさくぼ大好き応援団ワークショップを行いました。
これは国土交通省の「新たな公」によりコミュニティ創生支援モデル事業の一環のワークショップです。
モデル事業は、天竜川の上・下流域、都市と農山村の交流・連携により、合併後の浜松市が都市側の市民・企業・行政が協働して水窪町をモデルに森林環境を支え合う仕組みづくりを研究していきます。

NPO法人魅惑的倶楽部、水窪町のここほれワンワン塾、天竜商工会水窪支所、NPO地域づくりサポートネットが主体になり、下流域の企業、市民、NPOなど多種多様な方々を巻き込みながら、仕組みの研究や試行を行っていきます。

新たな公・第1回みさくぼ大好き応援団WS実施みさくぼ大好き応援団推進協議会の代表 NPO法人魅惑的倶楽部(エキゾチッククラブ)鈴木恵子理事長より、本事業に寄せる思いを述べました。
また、エキゾチッククラブの水窪のワンワン塾の出会い、水や緑の環境と音楽やパフォーマンスを通じた10年来の交流活動について紹介しました。仕組みづくりの柱となる天竜川の水を守る森に感謝して間伐材を利用した「竜水護森木札」のチャリティ事業を紹介しました。

新たな公・第1回みさくぼ大好き応援団WS実施NPO法人地域づくりサポートネットの山内より、モデル事業の趣旨、具体的な事業内容、進め方を説明しました。この事業が水窪町の「ワンワンの森(市有林)」をモデルに森林の維持管理と活用を研究していくことから、天竜川・北遠・水窪の森林環境の現状や課題をデータを使いながら説明しました。人の手で林業として管理してきた森林が維持できなくなり、生活に必要な水やCO2を吸収する都市側の埋め合わせ(カーボンオフセット)の考えを提案した。


新たな公・第1回みさくぼ大好き応援団WS実施NPO法人魅惑的倶楽部長田副理事長より、9月1日に実施した「現地調査」の結果を写真で見せながら、天竜川の現状、水窪各地の資源を紹介しました。
水窪の郷土食(きびを使った粒食)、山住神社の歴史、塩の道で長野県境にある「青崩峠」のようすなどを紹介しました。
また、モデルとして研究・試行する「ワンワンの森(市有林)」を説明しました。

新たな公・第1回みさくぼ大好き応援団WS実施3つのグループに分かれて、水窪に関する感想、流域連携や「竜水護森木札」の仕組みに関するアイデアなどを意見交換しました。
参加者は、「同じ浜松市内でもなかなか行くことが少なく、いい所もあるが、知らないことが多いことがわかった」という感想が多く、まず楽しく知ることが大切で、そのための交流事業を行うべきとの意見が寄せられました。
温かい心を持った水窪の人が好きになり、交流を続けている人もいました。

今後は、10月25日・26日に1泊2日で水窪へのモニターツアーを実施し、水窪を肌で感じ、環境学習や交流のプログラムを試行していく。また、第2回ワークショップは11月15日(土)に中区板屋町会館で行っていきます。






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